クイーン ボヘミアン・ラプソディー : Queen – Bohemian Rhapsody


Queen – (official music video)
Bohemian Rhapsody
Killer Queen
We Will Rock You
Bicycle Race
Crazy Little Thing Called Love
Don’t Stop Me Now
Another One Bites the Dust
Radio Ga Ga
I’m Going Slightly Mad (promo video, 1991)
Who Wants To Live Forever

Bohemian Rhapsody

Is this the real life-
Is this just fantasy-
Caught in a landslide-
No escape from reality-
Open your eyes
Look up to the skies and see-
Im just a poor boy,i need no sympathy-
Because Im easy come,easy go,
A little high,little low,
Anyway the wind blows,doesnt really matter to me,
To me

Mama,just killed a man,
Put a gun against his head,
Pulled my trigger,now hes dead,
Mama,life had just begun,
But now Ive gone and thrown it all away-
Mama ooo,
Didnt mean to make you cry-
If Im not back again this time tomorrow-
Carry on,carry on,as if nothing really matters-

Too late,my time has come,
Sends shivers down my spine-
Bodys aching all the time,
Goodbye everybody-Ive got to go-
Gotta leave you all behind and face the truth-
Mama ooo- (any way the wind blows)
I dont want to die,
I sometimes wish Id never been born at all-

I see a little silhouetto of a man,
Scaramouche,scaramouche will you do the fandango-
Thunderbolt and lightning-very very frightening me-
Galileo,galileo,
Galileo galileo
Galileo figaro-magnifico-
But Im just a poor boy and nobody loves me-
Hes just a poor boy from a poor family-
Spare him his life from this monstrosity-
Easy come easy go-,will you let me go-
Bismillah! no-,we will not let you go-let him go-
Bismillah! we will not let you go-let him go
Bismillah! we will not let you go-let me go
Will not let you go-let me go
Will not let you go let me go
No,no,no,no,no,no,no-
Mama mia,mama mia,mama mia let me go-
Beelzebub has a devil put aside for me,for me,for me-

So you think you can stone me and spit in my eye-
So you think you can love me and leave me to die-
Oh baby-cant do this to me baby-
Just gotta get out-just gotta get right outta here-

Nothing really matters,
Anyone can see,
Nothing really matters-,nothing really matters to me,

Any way the wind blows….

(意訳)

これは現実の人生?
これはただの幻想?
地滑りに捕まって
現実からまるで逃げられない
君の目を開いて
空模様を見上げて見ろよ
僕はただの哀れな少年、同情なんて必要ない
だって僕は気分次第に生きているから
少しご機嫌、少し駄目
どちらのせよ風は吹くけど、僕には本当に大したことないのさ、僕には

ママ、人を殺してしまった
彼の頭に銃を突き付けて
引き金を引いた、そしたら彼は死んだ
ママ、人生は始まったばかり
なのに今僕はやってしまって全てを放り投げてしまった
ママ、ううう
あなたを泣かせるつもりじゃなかった
もし僕が明日のこのときに戻らなくても
やっていって、やっていって、何んにも問題ないように

もう遅すぎる、僕の番が来た
背筋がゾクゾクして
ずっと体が痛む
みんなさようなら – 僕は行かなくちゃ
あなたたちをを残して真実に向き合わなければならない
ママ、ううう (どちらのせよ風は吹くけど)
僕は死にたくない
僕は時々願うんだ、僕なんて生まれてこなければと

一人の男の小さな影が見える
スカラムーシュ、スカラムーシュ、ファンダンゴを踊ってくれる?
稲妻と閃光 なんてなんて怖いんだ

ガリレオ、ガリレオ、
ガリレオ、ガリレオ、
ガリレオ フィガロ とてもりっぱな人

でも僕はただの哀れな少年で誰も愛してくれない
彼は貧しい家柄のただの哀れな少年
彼の奇怪さから命をみのがしてやろう
気分次第で あなたは僕を行かせてくれますか
神の御名において!だめだ お前を行かせるものか 彼を行かせてやれ
神の御名において! お前を行かせるものか 彼を行かせてやれ
神の御名において! お前を行かせるものか 彼を行かせてやれ
お前を行かせるものか 僕を行かせて(だめだ)
けしてお前を行かせるものか 僕を行かせて
けしてお前を行かせるものか ううう

やだ、やだ、やだ、やだ、やだ
おかあちゃん、おかあちゃん、おかあちゃん僕を行かせて
ベルゼブブ 僕のために悪魔をかたづけて
僕のために
僕のために
僕のために

では僕を石打ち、目につばを吐きかけるつもりか
では僕を愛して死なせるつもりか
ああ君は、僕にこんなことはできないだろ
すぐに逃げ出さなくちゃ すぐにこんなとこから逃げ出さなくちゃ

うぅそうさ、うぅそうさ
何も心配ないさ
誰でも知っている
何も心配ないさ 僕には本当に大したことないのさ
どんなふうに風は吹こうとも

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「クイーン」(Queen)の音楽特集です。といっても多くの人たちがクイーンやフレディ・マーキュリーについて書いているので、今日はそうした話題は書きません。
そこで、クイーンの一番有名な曲「ボヘミアン・ラプソディー」(Bohemian Rhapsody)の歌詞を知り、鑑賞するうえでの関連情報のみを書いておきます。
「ボヘミアン・ラプソディー」については、作者のフレディ・マーキュリーは何も語らず世を去りましたので、全ては聴く人に委ねられています。人それぞれの解釈が可能なのですが、フレディ・マーキュリーが歌詞に込めた意味合いを知れば、尚一層楽しめると思います。

「ボヘミアン・ラプソディー」の歌詞はオペラの一幕を模して、プロットが進行するように書かれており、その場面展開に沿って曲調が変化します。ですから始まりはモノローグでも曲の途中から対話調へと変化します。簡単なプロットとしては、貧しい独りの少年が拳銃で一人の男性を殺害し、その結果拷問を受け、最後には死を覚悟して裁きの場に出るというものです。曲の題名と歌詞の一部から、この少年はボヘミアン(Bohemian)であることも分ります。ボヘミアンとは元々はボヘミヤ地方の人たちを指しますが、そのが転じて旅に暮らすジプシーや自由気ままに生きる人たちを意味するようになりました。中世ヨーロッパではこうした路上民が多くいたことは知られています。そしてその頃はこの歌にあるような犯罪も数多くあったとも推測されます。
イタリアの即興喜劇(コンメディア・デラルテ)の登場人物であるスカラムーシュ(Scaramouche)が出てきたり、ガリレオ、フィガロという人名が出てくることから、この舞台はイタリアであることが分ります。またフィガロという名前はモーツァルトの「セビリアの理髪師」「フィガロの結婚」を連想させ、スカラムーシュという言葉とともに、この曲がオペラを意識したものであることも分ります。更にガリレオ、フィガロという名前を知る人にとっては、「地動説」で宗教裁判に遭ったガリレオ・ガリレイ、カロン・ド・ボーマルシェの戯曲3部作「セビリアの理髪師」「フィガロの結婚」「罪の母」の登場人物のフィガロ、どちらの人物にも共通するのは反権力的な人物像です。これに続く言葉「マニフィコ」 (magnifico)は「とても立派な」という意味で、ガリレオ、フィガロは偉大な人物だと主人公は尊敬していることになります。「マニフィコ」 に関連しては「マニフィカト」(Magnificat)、日々の暮らしに感謝する夕べの祈りの歌という言葉もあります。
「ビスミラ」(Bismillah)という言葉が出てきます。イスラム教の「慈悲深く慈愛あまねき神の御名において」という意味の慣用句ですが、中世イタリアの裁判で発せられる言葉としては少し奇妙です。この節の最後に新約聖書にある「ベルゼブブ」(Beelzebub)元は「気高き主」「高き館の主」という言葉をヘブライ人が邪教神としてなじり、もじった「蝿の王」という言葉が出てきます。ノーベル賞受賞作家、ウィリアム・ゴールディングの「蝿の王」はこの言葉から題名を採っています。「蝿の王-剣を持つものは剣によって滅ぼされるであろう」、小説「蝿の王」を読んだ人ならば気付くと思いますが、人間が理性を保つことの困難さ、悪に堕ち易い人間の倫理感の脆さという暗喩が「ベルゼブブ」という言葉から読みとれます。また、近代では「ベルゼブブ」は人の体に入り込む悪魔祓いの対象となった、邪悪なるもの・悪魔として広く信じられました。そこでこの歌詞の部分から、主人公の少年は、悪魔にとり憑つかれて人間性を失い、殺人を犯した挙句に、悪魔から見放されるという意味が感じられると思います。

この一曲を考えても、フレディ・マーキュリーが音楽的な才能とともに、深い教養と文学的な素養があったことが分ると思います。

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Queen – The Legendary 1975 Concert
【Part1】【Part2】【Part3】【Part4】【Part5】


Queen Live Aid at Wembley, 13th July, 1985
1985年の「アフリカ難民救済」を目的としたチャリティ・コンサート「ライヴエイド」(Live Aid)に出演した際の映像です。
1) Bohemian Rhapsody
2) Radio Ga-Ga
3) Hammer to Fall
4) Crazy Little Thing Called Love
5) We Will Rock You
6) We Are the Champions
7) Is This the World We Created

クイーン (バンド):Wikipedia
ライヴエイド:Wikipedia

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