ザ・バンド 「オールド・ディキシー・ダウン」 The Band – The Night They Drove Old Dixie Down

ザ・バンドは元ザ・ホークス、リヴォン&ザ・ホークスというクループ名。ボブ・ディランのバックバンドを経て、グループ名を「The Band」にして、スタンダードなアメリカン・ロックを重厚に聴かせてくれたグループでした。また、フォークからロックに移行するボブ・ディランにも、大きな影響を与えたグループでした。彼らが追求したサウンドは、アメリカのスタンダード・ミュージックとリズムアンドブルースをロックに融合したものです。そこにメンバーの個性が見事に調和し、独特の音楽性を持っています。敢えて言えば、「The Band」の後にも先にも、同じようなロックバンドはありません。

この曲は解散コンサート「Last Waltz」のなかの一曲。南北戦争を歌ったもので、同じ国民同士で戦った悲しさと、心に残る傷を歌っています。「北軍が南軍を追い払った夜、みんな歌っていた こんな風に”Na, na, na, na, na, na, …… ” 。・・・北軍は一番大切なものを持って行ってしまった。」という内容です。勝利したものには、”Na, na, na, na, na, na, …… “のフレーズが喜びの歌であっても、職を失い、家を失い、家族を失ったものには、言葉に出来ない悲しみの響きでしかない悲しみを、リヴォン・ヘルム(Levon Helms)が味わい深く歌っています。ザ・バンドの持ち味が良く出ている演奏なので好きな歌のひとつです。この歌はジョーン・バエズなど多くの歌手が歌っています。

The Band – The Night They Drove Old Dixie Down

【The Night They Drove Old Dixie Down 歌詞】

Virgil Caine is my name and I drove on the Danville train
‘til so much cavalry came and tore up the tracks again
In the winter of ’65, we were hungry, just barely alive
I took the train to Richmond that fell
It was a time I remember, oh, so well

The night they drove old Dixie down
And all the bells were ringin’
The night they drove old Dixie down
And all the people were singin’
They went, “Na, na, na, na, na, na, …. ”

Back with my wife in Tennessee
And one day she said to me,
“Virgil, Quick! Come see!
There goes Robert E. Lee.”
Now I don’t mind, I’m chopping wood
And I don’t care if the money’s no good
Just take what you need and leave the rest
But they should never have taken the very best

The night they drove old Dixie down
And all the bells were ringin’
The night they drove old Dixie down
And all the people were singin’
They went, “Na, na, na, na, na, na, ….. ”

Like my father before me, I’m a working man
And like my brother before me, I took a rebel stand
Oh, he was just 18, proud and brave
But a yankee laid him in his grave
I swear by the blood below my feet
You can’t raise a Cane back up when he’s in defeat

The night they drove old Dixie down
And all the bells were ringin’
The night they drove old Dixie down
And all the people were singin’
They went, “Na, na, na, na, na, na, ….. ”

オールド・ディキシー・ダウン

俺の名前はバージル・ケイン。 ダンヴィル鉄道を運転していた。
たくさんの北軍の騎兵隊がやって来て線路をぶっ壊すまでは。
1865年の冬, 俺達は腹をすかせて、命かながら
陥落したリッチモンド行きの列車に乗ったのさ。
あのときのことは忘れない。

北軍が南軍を追い払った夜
そこら中の鐘が鳴り響いていた
北軍が南軍を追い払った夜
みんな歌を歌っていた
こんな風に ナナナナナ

妻とテネシーに戻った
ある日彼女が言った。
「バージル, 急いで見に来て!
ロバート・E・リーが行くわ。」
気にしちゃいないさ,木こりをしていても
稼ぎがよくなくて、
必要なものだけ使い残りはそのままにして置けばいい。
でも北軍は一番大切なものを持って行ってしまった。

北軍が南軍を追い払った夜
そこら中の鐘が鳴り響いていた
北軍が南軍を追い払った夜
みんな歌を歌っていた
こんな風に ナナナナナ

親父のように俺はよく働く男さ
兄貴のように反乱軍の側に立った
兄貴は18歳で,誇りと勇気を持っていた
でも北軍のやつらが墓に横たえたのさ
ご先祖様の血にかけて俺は誓う
打ちのめされたら怒りをぶちまけることもできない

北軍が南軍を追い払った夜
そこら中の鐘が鳴り響いていた
北軍が南軍を追い払った夜
みんな歌を歌っていた
こんな風に ナナナナナ

ザ・バンド (The Band) Wikipedia

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