Alma

ピクサーのクリエイター、ロドリゴ・ブラース(Rodrigo Blaas)の短編アニメ「アルマ:Alma」です。ロドリゴ・ブラースはスペイン人で、アメリカに渡り10年以上の経験を持つアニメクリエーターです。この「アルマ:Alma」が初監督作品ですが、2009年以降、アニメ・短編フィルムのフェスティバルで数々の賞を受けています。
CGアニメーションの技術は日進月歩で、それは作品の内容が伴ってこそ活かされるものですが、この「アルマ:Alma」はストーリー、キャラクター、音楽、照明効果など、すべてが素晴らしい作品です。こうした人たちがいるから、ピクサースタジオは良質な作品を作ることができるのですね。
童話は、本来アンデルセンやペローのような人生観や教訓を持たず、グリム兄弟やそれ以前のもののように、不条理な物語がたくさんあります。しかしそれが新しい知識や教訓を持たないから、子供にとって何の役にも立たないかというと違います。理屈ではなく、喜び、哀しみ、怖れなどの、人間の感性を磨くという大切なことを教えることができます。感性を持った子供は、その人生を豊かなものにできます。その意味で「アルマ:Alma」は、童話としても優れていると思います。そしてそれを作ったロドリゴ・ブラースとスタッフの感性も賞賛に値します。

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