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The Spanish Cavalier(スペインの騎士・紳士・伊達男の意)

Sam Lanin’s Orchestra – Love Letters In The Sand (1931)

pat boone – love letters in the sand

The Spanish Cavalier(スペインの騎士・紳士・伊達男の意)は、19世紀のトラディショナル音楽で、1871年にウィリアム・D・ヘンドリックソン(William D.Hendrickson)がピアノ・アレンジをしています。この歌を1931年にアレンジしたものが「砂に書いたラブレター」(Love Letters In The Sand)です。作曲フレッド・コーツ(Fred Coots)、作詞ニック・ケニー(Nick Kenny)とチャールズ・ケニー(Charles Kenny)でサム・ラニンのオーケストラ(Sam Lanin’s Orchestra)の演奏でヒットしました。同年にはGene Austin、Lee Morseも歌っています。

1954年にこの歌をリバイバル・ヒットさせたのがパット・ブーンです。パット・ブーンはリズムアンドブルースも歌う実力派の歌手で、当時はエルビス・プレスリーと人気を肩を並べる人気がありました。プレスリーは田舎の不良のカッコ良さ、パット・ブーンは都会的で模範的な青年のスマートさといったイメージです。
ラブレターという言葉が日本で流行ったのは、石坂洋次郎の「青い山脈」(1947年:昭和22年)の小説と1949年(昭和24年)の原節子主演の映画からだと思いますが、その影響もこの歌が日本でヒットした一因ではないかと思います。(文通というものが流行ったのもこの頃でした。)
Love Letters In The Sandは邦題が「砂に書いたラブレター」となっていますが、Love Lettersは一般に日本人が考えるラブレター(恋文?古っ…)ではなくて、愛の言葉(文字列)でしょう。砂の上に長い文章のラブレターは書けませんから。この歌は特に夏の歌とは言えませんが、夏の終わりとともに消えた恋のイメージがピッタリします。
「砂に書いたラブレター」は、The Spanish Cavalierのメロディを用いながら、センチメンタルなポップスに見事に変っています。歌というものは、本当は後世に形を変えながら歌い繋がれるべきものだと思いますが、現在のように著作権と利権が強い時代では、もうこうした歌はできなくなっています。大量に出ては消えてゆく、砂に書いたような陳腐な文句の歌ばかりの世の中では少し寂しい気もします。
この歌は、ジョニ・ジェームス、パッツィ・クライン、アンディ・ウィリアムス、ボビー・ソロなどがカバーしています。

Love Letters In The Sand
(Words by Nick and Charles Kenny, Music by J. Fred Coots)

On a day like today
We pass the time away
Writing love letters in the sand

How you laughed when I cried
Each time I saw the tide
Take our love letters from the sand

You made a vow that you would ever be true
But somehow that vow meant nothing to you

Now my broken heart aches
With every wave that breaks
Over love letters in the sand

[Whistlin’]

Now my broken heart aches
With every wave that breaks
Over love letters in the sand

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