「夢みる想い」ジリオラ・チンクェッティ:Non Ho L’età – Gigliola Cinquetti

夢見る想い:タイトル


Gigliola Cinquetti – Non Ho L’età

邦題「夢みる想い」は、 ジリオラ・チンクェッティ(Gigliola Cinquetti,1947-)が1964年のサンレモ音楽祭で優勝した曲、また同年のユーロビジョン・ソング・コンテストでイタリアからの出場者として初めて優勝した曲です。当時ジリオラ・チンクェッティは16才、清純で健康的なイメージと歌唱力で爆発的な人気歌手になりました。その人気は日本にも伝わり、この曲は伊東ゆかりさんがカバーしました。日本でサンレモ音楽祭が有名になったのもこの曲からです。
「夢みる想い」のタイトル名は、1965年のイザベル・ギャルが歌った「夢見るシャンソン人形」(Poupée de cire, poupée de son)のタイトルにも影響を与えています。当時の日本では、ヒット曲が出ると似たような題名が流行語のように使われました。(今も同じような状況ですが…)それで、原題とはかけ離れた邦題の歌が多くあります。Non ho l’etàは「年ではない」という意味で、未だ恋をする年齢ではないということを言っています。ただ、ジリオラ・チンクェッティの当時の年齢が16才であっても早すぎるという感覚はなかったと思います。ここは控えめでシャイな少女、恋に憧れる少女の心境を現しています。ですから「夢みる想い」の邦題は「Lascia che io viva un amore romantico」の歌詞のイメージですが、大変良くこの歌の内容にマッチしています。とても叙情的で素直な曲、そしてこんなにも美しい言語であるイタリア語の魅力溢れる傑作だと思います。

Non ho l’età

Non ho l’età
Non ho l’età
Non ho l’età per amarti
E non avrei
Non avrei nulla da dirti
Perché tu sai molte più

Lascia che io viva un amore romantico
Nell’attesa che venga quel giorno
Ma ora no

Non ho l’età
Non ho l’età per amarti
Non ho l’età per uscire sola con te

Se tu vorrai
Se tu vorrai aspettarmi
Quel giorno avrai tutto il mio amore per te

Lascia che io viva un amore romantico
Nell’attesa che venga quel giorno
Ma ora no

Non ho l’età
Non ho l’età per amarti
Non ho l’età per uscire sola con te

Se tu vorrai
Se tu vorrai aspettarmi
Quel giorno avrai tutto il mio amore per te

まだそんな年じゃないの
まだそんな年じゃないの
あなたを愛するなんてまだそんな年じゃないの
あなたといっしょに出かけるなんてまだそんな年じゃないの

それに何もないの
話すことなんて何もないの
だってあなたはわたしよりずっと物知りだもの

ロマンチックな恋の気持ちで居させて
その日が来るまで待ってるの
でも今じゃないの

まだそんな年じゃないの
まだそんな年じゃないの
あなたを愛するなんてまだそんな年じゃないの
あなたといっしょに出かけるなんてまだそんな年じゃないの

もしあなたが望むなら
わたしを待っていたいともしあなたが望むなら
その日にはわたしの全ての愛はあなたのもの

ロマンチックな恋の気持ちで居させて
その日が来るまで待ってるの
でも今じゃないの

まだそんな年じゃないの
あなたを愛するなんてまだそんな年じゃないの
あなたといっしょに出かけるなんてまだそんな年じゃないの

もしあなたが望むなら
わたしを待っていたいともしあなたが望むなら
その日にはわたしの全ての愛はあなたのもの

Non ho l’età英語対訳(外部サイト)


Dio come ti amo (神様、私はあなたを愛しています)
邦題:「愛は限りなく」、ジリオラ・チンクェッティが1966年の第16回サン・レモ音楽祭で優勝した曲です。彼女の表現力豊かな歌唱がとても印象的な歌です。
また、歌のヒットから同名映画が作られました。オープニング曲がNon Ho L’età、当時のジリオラ・チンクェッティの人気から、彼女を主役にして作られた青春歌謡映画です。一度テレビ放映を観たことがありますが、可も無く不可も無くジリオラ・チンクェッティの魅力を見せるアイドル映画だった記憶があります。但し「愛は限りなく」が歌われるこの空港のラストシーンはとても印象的です。(ちなみにこの飛行機は全日空でも使われていた昔懐かしいフォッカーF27・Friendship)ハッピーエンドが好きな人には尚更です。
この歌の歌詞も素晴らしのですが、長くなるので訳詞は省略させていただきます。英語対訳サイトもありますので、気になる方はチェックしてみてください。

Dio come ti amo

Nel cielo passano le nuvole
che vanno verso il mare,
sembrano fazzoletti bianchi
che salutano il nostro amore.

Dio come ti amo
non è possibile
avere fra le braccia
tanta felicità
baciare le tue labbra
che odorano di vento
noi due innamorati
come nessuno al mondo

Dio come ti amo
mi vien da piangere
in tutta la mia vita
non ho provato mai
un bene così caro
un bene così vero
chi può fermare il fiume
che corre verso il mare
le rondini nel cielo
che vanno verso il sole
chi può cambiar l’amore
l’amore mio per te

Dio come ti amo
Dio come ti amo

Dio, come ti amo英語対訳(外部サイト)


Gigliola Cinquetti L’ORAGE + NON HO L’ETA (2008)

ジリオラ・チンクェッティWikipedia

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