Almanac Singers – Gonna Roll The Union On

We’re gonna roll, we’re gonna roll, we’re gonna roll the union on

If the planter’s in the way, we’re gonna roll it over him
Gonna roll it over him, gonna roll it over him
If the planter’s in the way, we’re gonna roll it over him
We’re gonna roll the union on

If the boss is in the way…
If the merchant’s in the way…
If the banker’s in the way…
If the preacher’s in the way…

Union Maid
From Pete Seeger’s 90th Birthday Concert (Clearwater Concert), Madison Square Garden, 5/3/09. Featuring Billy Bragg, Mike & Ruthy Merenda, Dar Williams, New York City Labor Chorus.

There once was a union maid, she never was afraid
Of the goons and the ginks and the company finks and the
deputy sheriffs who made the raid.
She went to the union hall when a meeting it was called,
And when the Legion boys come ‘round
She always stood her ground.

Oh, you can’t scare me, I’m sticking to the union,
I’m sticking to the union, I’m sticking to the union.
Oh, you can’t scare me, I’m sticking to the union,
I’m sticking to the union ‘til the day I die.

This union maid was wise to the tricks of company spies,
She couldn’t be fooled by a company stool, she’d always organize the guys.
She always got her way when she struck for better pay.
She’d show her card to the National Guard
And this is what she’d say

You gals who want to be free, just take a tip from me;
Get you a man who’s a union man and join the ladies’ auxiliary.
Married life ain’t hard when you got a union card,
A union man has a happy life when he’s got a union wife.

この記事は夏の終わり、「Labor Day」(レイバー デイ)に関連して書こうと思ったものです。少し日が経ちましたが、記念日は記念日、祝日は祝日として、良き伝統を守るべきことを忘れぬ日であり、その精神は特別な1日だけのものではということを忘れてはならないものです。
アメリカの「Labor Day」は、1878年9月5日のボストンで制定されたもので、全国的な規模となったのは、1892年9月のニューヨークの労働組合運動、ストライキと1894年8月のイリノイ州のプルマン社の従業員によるストライキとその弾圧を起源としています。歴史的に見れば労働組合運動は、資本主義社会で抑圧されていた経済的弱者の団結権と交渉権を得るための社会的階級闘争です。社会的階級闘争はともすれば共産主義的な考え方と採られますが、実は資本主義社会の矛盾を是正するもので、極めて民主主義的な考え方でもあります。ただ当初は民主主義体制を揺るがすものとして弾圧されました。
1894年当時の大統領グロバー・クリーブランド(Grover Cleveland)は政治的には誠実な信念を持った人でしたが、1893年から始まった深刻な恐慌の拡大を回避するため、実務的な判断からプルマン社のストライキを起因としたアメリカ鉄道組合を含む24州のストライキを連邦正規軍を派遣して抑圧、鎮圧しました。政治的な判断とはいえ、弱者切捨ての政策でした。とはいえ、グロバー・クリーブランドは労働者に対して冷酷な人ではなく、後年の1902年の無煙炭労働争議に際しては自ら実情調査の労を採った人でもありました。
労働者の日を定める法案はこうした経緯により制定されましたが、弱者を犠牲としない精神と団結の大切さを示す画期的で素晴らしい民主主義の成果です。ともすれば国家が全体主義的な方向に向かうときには、おろそかになることもあります。第二次世界大戦とその後の東西冷戦下では、軍需産業の強化や共産主義排除の風潮から労働組合活動は政権による監視の対象となりました。その時代の音楽がアルマナック・シンガーズ(Almanac Singers)による労働組合歌です。アルマナックは航海に使う「天測暦」のことで、正しい船の進路を計測するためには、コンパスとともに欠かせないものです。このグループはミラード・ランペル(Millard Lampell)l、 リーヘイズ(Lee Hays)、 ピートシーガー(Pete Seeger)、 ウディガスリー(Woody Guthrie)らが参加して、国内外のファシズムと戦い、労働組合活動を応援する活動をしました。正しい方向に船を進めるという自負からグループ名を付けたのではないかと思います。労働組合という制度に対する半世紀以上前のフォークシンガーたちの誠意と気概が感じられます。
「Labor Day」は楽しい休日でもありますが、先進国、後進国を問わず今も続いている、過重労働、児童労働、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントなどの労働者の戦いを考える日でもあるのです。但し労働組合が政治組織やその下部組織になったり、企業や出資者の権利まで侵害しては本末転倒ですが…。

Almanac Singers:Wikipedia
Labor Day:Wikipedia

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