TEACHER’S PET [1958 TRAILER]


TEACHER’S PET [1958 MOVIE CLIP]

1958年アメリカ映画 監督:ジョージ・シートン
出演:クラーク・ゲーブル、ドリス・デイ、ギグ・ヤング、マミー・ヴァン・ドーレン

「先生のお気に入り」(Teacher’s Pet)は、クラーク・ゲーブル(Clark Gable)とドリス・デイ(Doris Day)が共演したロマンチック・コメディです。
ハイスクールは卒業していないが、たたき上げの世間を知り尽くした中年の新聞編集長James Gannonをゲーブルが演じ、彼が通うようになった、お金持ちで厳格な育ちのお嬢様である夜間スクールの先生Erica Stoneをドリス・デイが演じています。この生まれや育ち、年齢や人生観も違う二人が次第に好意を持ちはじめ、愛を抱く様子を、洒落たセリフと二人のギャップの面白さをユーモアある演出で描きながら、ライバルを交えた楽しいストーリーが展開してゆきます。
アメリカ映画には、こうしたミスマッチな男女のロマンチックな恋愛映画の優れた作品がたくさんあります。「ローマの休日」「マイ・フェア・レディ」「王様と私」「プリティ・ウーマン」などですが、その他にも同様の設定の映画が現在も作られ続けています。
日本やヨーロッパ諸国のような王室が存在し、歴史的な身分制度があった国では、「ローマの休日」はもちろん、身分が違う男女の恋愛は難しく、あっても悲劇的な結果となることが多かったのです。アメリカ的な自由恋愛の思想が根付いたのは、この半世紀ほどの間の出来事で、その伝播にアメリカ映画が果たした役割は大きかったと思います。もちろんアメリカにも家柄や財産の違いなどが恋愛の障害になることはあります。しかし、そうした付随的な要素を取り除き、自分自身の心に素直であれば、本当に幸せを得ることができるパートナーと結ばれることができる。そうした考えを、楽しく教えてくれるのがアメリカの「ミス・マッチ」な設定の恋愛映画です。
クラーク・ゲーブル、この偉大な二枚目俳優は、役柄、共演相手に係わらず与えられた役柄を見事に演じました。「先生のお気に入り」は大作ではないものの、ゲーブルのコメディ・センスの良さが発揮されています。
1950年代のドリス・デイは、その豊かな才能と健康的なキャラクターで人気があり、当時のトップ・スターであった男優たちが共演しました。誰と組んでも間違いのないキャスティングとなったのは、彼女が偉大な女優であった証です。この二人の共演作が退屈であるはずはありません。
「先生のお気に入り」は、1930年のMGM映画の題名を借りています。夜間学校という設定の面白さを表現した、とても洒落た題名の使い方でした。
ちょっとハッピーな気持ちになりたい時に観たい映画です。(もちろんドリス・デイの素晴らしい主題歌も。)


Doris Day – Teacher’s Pet

Teacher’s Pet (1958 film):Wikipedia

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です