ザ・ドリフターズ(The Drifters)は1953年に結成されたリズム・アンド・ブルース、ドゥーワップのグループで、デビューした「Money Honey」が全米リズム・アンド・ブルース部門で1位、続く「Such a Night」が2位、「Honey Love」が1位となりました。デビュー当初から優れたヴォーカル・グループであった証です。
その後、1958年にベン・E・キングが加入し、この頃の「There Goes My Baby」「Dance with Me」「This Magic Moment」「Save The Last Dance For Me」などの全米トップ100の上位の大ヒットが続き、世界的にもメジャーなグループとなりました。特に「Save The Last Dance For Me」はイギリスUKチャート2位のヒットで、アトランティック(Atlantic)からベル(Bell)に移籍し、活動をイギリスに移す基礎となりました。また、日本でも早くから紹介されたザ・ドリフターズの曲は、オーティス・レディング(Otis Redding)などとともにリズム・アンド・ブルース、ドゥーワップの定番として親しまれています。

日本で、アメリカの楽曲が親しまれている要因は、第二次世界大戦後のアメリカによる民主化政策によるもので、ダグラス・マッカーサー(Douglas MacArthur)を中心とした連合国軍最高司令官総司令部・GHQ(General Headquarters)が積極的にアメリカの文化を紹介したことに拠ります。米軍放送(American Forces Network)の日本向けFEN(Far East Network)から毎日流れる音楽は、アメリカとのタイムロスがないもので、この同時性も当時としては画期的なものでした。音楽には人種の差別はなく、1950年代以降の戦後の偏見を持たない日本の世代にザ・ドリフターズがアイドルとして受け入れられたのは、こうした精神的な下地があったからだと思います。

The Drifters – Save the last dance for me

※このカップルの性別は分かりません。そのためこの意訳は男女どちらとも解釈できるように出来るだけ平易にしましたが、歌詞を読んだだけでは味も素っ気もないと感じることと思います。しかし、この男女どちらの立場で聴いても感情移入しやすいということは、大きな利点であり、この歌の最大の魅力ともなっています。つまり、聴く人にストーリーや状況、二人の関係性などを、あれこれと推測・想像させる幅が大きいということです。反面この歌で人を感動させるのは、相当な歌唱力を持っていなければならないと思います。
キャチーな歌詞と覚えやすくて美しいメロディーラインのこの歌は、数多くの歌手たちがカバーしています。

Save The Last Dance For Me (Doc Pomus and Mort Shuman)

You can dance ev’ry dance with the guy who gives you the eye, let him hold you tight
You can smile ev’ry smile for the man who held your hand ‘neath the pale moonlight
But don’t forget who’s taking you home and in whose arms you’re gonna be
So darlin’, save the last dance for me, mmmm

Oh, I know that the music’s fine like sparkling wine go and have your fun
Laugh and sing but while we’re apart don’t give your heart to anyone
But don’t forget who’s taking you home and in whose arms you’re gonna be
So darlin’, save the last dance for me, mmmm

Baby don’t you know I love you so
Can’t you feel it when we touch
I will never never let you go
I love you oh so much

You can dance go and carry on till the night is gone and it’s time to go
If he asks if you’re all alone can he take you home you must tell him no
‘Cause don’t forget who’s taking you home and in whose arm’s you’re gonna be
So darlin save the last dance for me

‘Cause don’t forget who’s taking you home and in whose arm’s your gonna be
So darlin save the last dance for me, mmmm
Save the last dance for me, mmmm
Save the last dance for me

最後のダンスは私のために:意訳

あなたはあなたと目があった男の誰とでも一緒に踊ることができるさ、きつく抱かれるままに
あなたはあなたにほほ笑む男の手をとることもできるのさ、淡い月光の下で
でも忘れないでよ誰が家に連れて帰り君の手をとって行くのかを、
だから愛しいあなた、私の最後のダンスはとっておいて、mmmm

ああ、そうだねスパークリングワインのような音楽の素晴らしさはあなたを楽しませてくれるね
笑い歌いでもわたしたちが離れていても誰にもあなたのハートを許さないでね
でも忘れないでよ誰が家に連れて帰りあなたの手をとって行くのかを、
だから愛しいあなた、あなたの最後のダンスはとっておいて、mmmm

ベイビーあなたは私がどんなにあなたを愛しているか知ってるよね
触れ合わなければあなたを感じられないよ
わたしは決してあなたを行かせないよ
わたしはあなたをこんなに愛しているから

あなたは夜中まで踊り続けていいのよ、帰る時間までは
もし誰かがあなたがたったひとりなら家まで連れて行ってあげると言っても断ってね
だって忘れないでよ誰が家に連れて帰りあなたの手をとって行くのかを、
だから愛しいあなた、私の最後のダンスはとっておいて、mmmm

だから愛しいあなた、私の最後のダンスはとっておいて、mmmm
だから愛しいあなた、私の最後のダンスはとっておいて、mmmm
私の最後のダンスはとっておいて、mmmm
私の最後のダンスはとっておいて

ザ・ドリフターズ(The Drifters)の名曲・・・・・・・・・・

The Drifters – Under The Boardwalk

Ben E. King and The Drifters – This Magic Moment

The Platters – The Great Pretender (1955)

The Platters – Only You (And You Alone)

The Drifters:Wikipedia
ドリフターズ (アメリカ):Wikipedia
The Official Web Site of The Drifters

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