ベン・E・キング(Ben E. King、Benjamin Earl Nelson:1938-)の「スタンド・バイ・ミー」(Stand by Me)は、ベン・E・キング、ジェリー・ライバー(Jerry Leiber)、マイク・ストーラー(Mike Stoller)の作品です。ジェリー・ライバーとマイク・ストーラーは、エルヴィス・プレスリーの「ハウンド・ドッグ」(Hound Dog:1952)、「監獄ロック」(Jailhouse Rock:1957)やザ・クローバース(the Clovers)の「ラブ・ポーション No. 9=邦題は、恋の特効薬」(Love Potion No. 9)などの曲を書いたヒット・メーカーです。
ベン・E・キングは、ザ・ドリフターズを脱退後の1961年に「スタンド・バイ・ミー」をリリースし、全米、全英ヒットとなりました。1987年のリバイバル・ヒットは、リバー・フェニックス(River Jude Phoenix)も出演したスティーヴン・キング(Stephen Edwin King)の小説「THE BODY」による同名映画化作品が1986年に公開されたことに拠ります。

「スタンド・バイ・ミー」の曲の良さは、覚えやすいメロディとシンプルな歌詞にあります。メロディ・ラインがとても自然で、印象深い歌詞がストレートに伝わります。歌詞は難しい言葉もなく、隠された意味などもありません。恋愛に関する歌以上に、ある意味では人間性の真理を表現しています。人は元々弱い存在ですが、成長して多くのことを経験して強くなります。強くなった人は弱い人を守らなければなりません。それは世代を超えて受け継がれてゆきます。これは動物と同じ本能です。そして誰もが持っている根源的な善意です。理屈にすると堅苦しいのですが、それを自然な言葉で伝えています。照れくさい言葉も歌であれば正面を向いて言える、それも人が歌というものに託す愛情表現だと思います。

Ben E. King – Stand by me

【Stand by Me 歌詞】

When the night has come
And the land is dark
And the moon is the only light we’ll see
No, I won’t be afraid
Oh, I won’t be afraid
Just as long as you stand, stand by me
So, darling, darling

(Chorus:)
Stand by me
Oh, stand by me
Oh, stand
Stand by me
Stand by me

If the sky that we look upon
Should tumble and fall
Or the mountains should crumble to the sea
I won’t cry, I won’t cry
No, I won’t shed a tear
Just as long as you stand, stand by me
And, darling, darling

(Repeat chorus)

Darling, darling

(Repeat chorus until fade)

【Stand by Me 意訳】

夜が来て
そして辺りが暗く
そして月だけがたった一つの光だろうと
でも、僕は恐れないだろう
ああ、僕は恐れないだろう
だって君が立っている限り、僕の側にたっているもの
そうなんだ、君さ 、ダーリン

(コーラス)
僕の側にいておくれ
ああ, 僕の側にいておくれ
ああ, いておくれ
Stand by me
Stand by me

もしも僕たちが見上げる空が
転げ落ちても
または山々が海の崩れようとも
僕は泣かないだろう、僕は泣かないだろう
僕は涙を流さないよ
ただ君が立っている限り、僕の側にたっているもの
そうなんだ、君さ 、ダーリン

(コーラス繰り返し)
僕の側にいておくれ
ああ, 僕の側にいておくれ
ああ, いておくれ
Stand by me
Stand by me

ダーリン、ダーリン
(Repeat chorus until fade)スタンド・バイ・ミー

ジョン・レノンは、家族という愛し、守るべきものを得て、この歌をカバーしました。この歌のシンプルなメッセージ性はそのままジョン・レノンが追求した世界観に繋がります。ですからジョン・レノンがこの歌を歌うときに、私たちはまるで彼が書いた楽曲のような錯覚さえ覚えるのです。

John Lennon – stand by me
ジョン・レノンの「スタンド・バイ・ミー」は、1975年のアルバム「ロックン・ロール」(Rock ‘n’ Roll)に収録されたものです。アルバム「ロックン・ロール」は、偉大なロックン・ローラーたちへのジョン・レノンのオマージュでもありました。

ベン・E・キング:Wikipedia
Ben E King – Official Website
Ben E. King:Wikipedia
Stand by Me (song):Wikipedia

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