国芳「景清」
国芳の「景清」の浮世絵をアレンジしたものです。

新年のご挨拶に代えて、日本に現存する最古の和歌集「万葉集」の最後を飾る歌、編者である大伴家持の作品です。

新しき 年の始の
初春の
今日降る雪の
いや重け 吉時
(あらたしき としのはじめの はつはるの きょうふるゆきの いやしけ よごと)
蛇足ですが、「新しい年の始めのめでたいとき、今日降る雪のように良いことが益々重なれ」という意味です。


Tamasaburo “Sagi Musume” 坂東玉三郎 「鷺娘」

五代目 坂東玉三郎(屋号は大和屋)が舞う歌舞伎、日本舞踊・長唄の名曲「鷺娘」です。「鷺娘」は忍ぶ恋の情念に悩み苦しむ女性の内面性を鷺の精として表現したものです。雪の降る中で鷺の精が現れ、町娘に姿を変え、再び鷺の精に戻るという幻想的な物語で、歌舞伎や日本舞踊の人気演目です。当代では坂東玉三郎の、鷺の精の華麗な妖艶さと、人である町娘の漂わせる初々しさを舞い分ける洗練された踊りが一番です。

景清 (歌舞伎十八番):Wikipedia
万葉集:Wikipedia
大伴 家持(おおとも の やかもち):Wikipedia
鷺娘:Wikipedia
坂東玉三郎 (5代目):Wikipedia