ラグタイム(ragtime)の創始者、スコット・ジョプリン(Scott Joplin:1868-1917)の音楽です。掲載した動画の音源はスコット・ジョプリンが演奏したピアノロールによるものと思われ、必ずしも聴きやすい演奏ではありませんが、19世紀末から20世紀初頭の雰囲気が感じられると思います。
スコット・ジョプリンが創始したラグタイムはルーツであるアフリカン・ミュージックをクラシック音楽に融合して作り出されたものですが、親しみ易いメロディと明るい曲調で彼の譜面やピアノロールが人気となりました。しかし、スコット・ジョプリン自身は音楽的な成功を得られず、地方の酒場で演奏を続け、その最後も梅毒によるものと伝えられています。
スコット・ジョプリンが作ったラグタイムを更に洗練してアメリカのクラシック、ポピュラー音楽を作り上げたのがジョージ・ガーシュイン(George Gershwin:1898-1937)です。ガーシュインはそのクラシックの素養と幼年期のラグタイムにアメリカ独自の音楽を見い出し、吸収したのだと思います。


Scott Joplin – The Entertainer (1902)

スコット・ジョプリンの音楽は彼の死後長らく忘れられていました。しかしその音楽性はアメリカのポピュラー音楽の中に生き続けていました。彼の再評価のきっかけとなったのは1973年公開のアメリカ映画「スティング」(Sting)で使用された「ジ・エンターテイナー」(The Entertainer)です。それはノスタルジーであるとともにアメリカの音楽のルーツの再認識ともなりました。


Scott Joplin – Pineapple Rag


Maple Leaf Rag Played by Scott Joplin


Easy Winner played by Scott Joplin

スコット・ジョプリンの楽譜を含め、パブリックドメインの楽譜は国際楽譜ライブラリープロジェクト(IMSLP)で無料で入手できます。

スコット・ジョプリン:Wikipedia
ラグタイム:Wikipedia
ピアノロール:Wikipedia

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です