Rachel Sermanni – My Love is Like a Red, Red Rose


My Love is Like a Red, Red Rose by Robert Burns, sung by Andy M. Stewart
スコットランドの歌手、アンディ・スチュアートは元シリー・ウィザード(Silly Wizard)のリード・ヴォーカリストです。


Robert Burns – My Love is Like a Red, Red Rose (a choir version)

My Love is Like a Red, Red Rose スコットランド方言詩

O my Luve’s like a red, red rose
That’s newly sprung in June:
O my Luve’s like the melodie
That’s sweetly play’d in tune.

As fair art thou, my bonnie lass,
So deep in luve am I:
And I will luve thee still, my dear,
Till a’ the seas gang dry:

Till a’ the seas gang dry, my dear,
And the rocks melt wi’ the sun;
I will luve thee still, my dear,
While the sands o’ life shall run.

And fare thee weel, my only Luve
And fare thee weel, a while!
And I will come again, my Luve,
Tho’ it were ten thousand mile.

(意訳)

ああ、わたしの愛は赤い、赤い薔薇のように
六月に咲き誇る
ああ、わたしの愛はメロディのように
調和を以ってやさしく奏でる

美しい絵のような、わたしの美しい娘、
わたしはこんなに深く愛している:
わたしは変らず愛する、親愛なる人よ、
海が涸れるまで:

海が涸れるまで、親愛なる人よ、
そして岩が太陽に溶けるまで
わたしは変らず愛する、親愛なる人よ
人生の砂が走り去ろうと

さようなら、親愛なる人よ
さようなら、暫しの別れだ!
わたしは再び戻ってくるよ、
たとえ一万マイル離れようと

「我が恋人は紅き薔薇」(My Love is Like a Red, Red Rose)は、スコットランドの詩人ロバート・バーンズ(Robert Burns:1759–1796)によるスコットランド方言による1794年の詩です。
ロバート・バーンズはスコットランドの伝承歌を収集し、後世に残しました。日本でもよく知られている「ほたるの光」(オールド・ラング・サイン:Auld Lang Syne)や「故郷の空」(ライ麦畑で出逢うとき:Comin’ Thro’ The Rye)などもロバート・バーンズの作を元にしたものです。
ロバート・バーンズが生まれる前の1707年、スコットランド合併法(1707年連合法)によってスコットランドはグレートブリテン王国に合併しました。それから約半世紀後に生まれたロバート・バーンズは彼の祖国の伝統を残すために、ときには民族の誇りであるスコットランド方言を使い、消えつつあった文化、トラディショナル・ソングを収集しました。
「我が恋人は紅き薔薇」はロバート・バーンズの代表的な詩です。歌詞を一見すると美しい恋人に寄せる素朴で力強い歌です。最初の行でRed, Red Roseと強調することで意思の強さを感じます。六月に咲き誇る赤いバラの美しさは人生における最良のときを象徴しています。それはジューン・ブライド、結婚のときかもしれません。しかし最後の節では別れと再会を誓う言葉が出てきます。想像できるのは、この男性は何かの事情で(戦争に赴くためか?)最愛の人を残して行くのです。その個人では抑えられない時の流れを「While the sands o’ life shall run.」の言葉で表しています。この最愛のものから引き離す権力への不満と、更に募る想いと祖国復活への力強い意思を秘めて、それは恋の歌である以上に当時のスコットランドの人たちの故郷への想いを反映したものでした。そしてその想いは恋人・愛の象徴である赤いバラに重なるのです。この詩がロバート・バーンズの傑作としてスコットランドで、そして世界で共感されているのはこの点にあると思います。


Aly Bain – My luv is like a red red rose
アリィ・ベインはシェットランド・ラーウィック出身の最高のフィドル奏者のひとりです。

ロバート・バーンズ:Wikipedia
A Red, Red Rose:Wikipedia

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です