The Beatles – Eleanor Rigby

Wes Montgomery – Eleanor Rigby 1967
Aretha Franklin – Eleanor Rigby 1969
Ray Charles – Eleanor Rigby 1972
Stanley Jordan – Eleanor Rigby
Kim Weston – Eleanor Rigby

【Eleanor Rigby 歌詞】

Ah, look at all the lonely people
Ah, look at all the lonely people

Eleanor Rigby picks up the rice
in the church where a wedding has been
Lives in a dream

Waits at the window, wearing the face
that she keeps in a jar by the door
Who is it for

All the lonely people
Where do they all come from?
All the lonely people
Where do they all belong?

Father McKenzie, writing the words
of a sermon that no one will hear
No one comes near

Look at him working, darning his socks
in the night when there’s nobody there
What does he care

All the lonely people
Where do they all come from?
All the lonely people
Where do they all belong?

Ah, look at all the lonely people
Ah, look at all the lonely people

Eleanor Rigby, died in the church
and was buried along with her name
Nobody came

Father McKenzie, wiping the dirt from his hands
as he walks from the grave
No one was saved

All the lonely people
Where do they all come from?
All the lonely people
Where do they all belong?

(意訳)

ああ、見てごらんよ全ての孤独な人々を
ああ、見てごらんよ全ての孤独な人々を

エリナー・リグビーは米を摘み上げる
結婚式が執り行われている教会の中で
夢の中で暮らしているんだ

窓際で待っている、顔を作りながら
ドアの傍の瓶にとってある
だれのために?

全ての孤独な人々は
みんなどこから来たの?
全ての孤独な人々は
みんなどこに居所があるの?

マッケンジー神父は言葉を書いている
誰も聞きはしない説教の
誰も近寄らないのさ

彼の働きを見てごらん、靴下を繕っているよ
夜の誰もいなくなったところで
彼は何を気にしているのかな

全ての孤独な人々は
みんなどこから来たの?
全ての孤独な人々は
みんなどこに居所があるの?

ああ、見てごらんよ全ての孤独な人々を
ああ、見てごらんよ全ての孤独な人々を

エリナー・リグビー、教会の中で死んで
そして名前とともに葬られた
誰も来なかったよ

マッケンジー神父、手から土を掃いながら
墓から歩いて来る
誰も救われなかったよ

全ての孤独な人々は
みんなどこから来たの?
全ての孤独な人々は
みんなどこに居所があるの?

「エリナー・リグビー」(Eleanor Rigby)はザ・ビートルズ(The Beatles)の1966年に発表された7作めのアルバム「リボルバー」(Revolver)に収録され、「イエロー・サブマリン」(Yellow Submarine)とのカップリングでシングル・リリースされました。
ビートルズのアルバム「リボルバー」は前作「ラバー・ソウル」(Rubber Soul:1965)の、スタジオでのみ制作可能なアルバム作りの路線を継承したもので、ビートルズが単なるティーン・エイジャー向けのアイドル・バンド、ライブ・バンドでないこと、ロックが芸術的表現できる音楽であることを示しました。
この時期のビートルズの楽曲は広範な音楽表現に挑み、完成度が高いものです。その中でも 「エリナー・リグビー」は高い評価を受け、多くの歌手、音楽家がカバーしました。

「エリナー・リグビー」のテーマは「孤独」です。「all the lonely people」はどの人も孤独である現代社会を象徴しています。その中で人々は他人の貧困、困窮、不幸から目を逸らし暮らしています。人を社会的地位や経済力、学歴で判断人たち、社会の矛盾や社会的弱者からその目を逸らしている人たちもまた、他人から目を逸らされている存在なのですが、上辺ばかりの人付き合いのなかに安住しています。他人の無関心の中で生きる孤独、この歌ではエリナー・リグビーは貧困によって、マッケンジー神父は宗教、思想によって他人から無視された孤独の中で生きています。「All the lonely people. Where do they all come from? All the lonely people. Where do they all belong?」の言葉は、そんな他人に対して冷酷な社会の在り方への問いかけに聞こえます。

蛇足:歌詞の意味で、「結婚式が執り行われている教会の中で米を摘み上げる」は、新郎新婦の祝福と繁栄を願うために撒かれる米粒を、食料とするために拾い集めている光景です。また、「ドアの傍の瓶にとってある顔を作りながら」は、心の片隅に残っている精一杯の自尊心を見せるための作り笑顔といったことだと思います。少し分りにくい比喩ですが、エリナー・リグビーの貧困・孤独と尊厳を描いた良い歌詞だと思います。

エリナー・リグビー:wikipedia

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