汚れなき悪戯:Marcelino, pan y vino (1955) Tráiler

監督:脚本:
ラディスラオ・バホダ
脚本:J・M・サンチェス
撮影:エンリケ・ゲルネル
音楽:パブロ・ソロサバル

出演:パブリート・カルボ
ラファエル・リベリュス
アントニオ・ピコ
アンドリアーノ・ドミンゲス
カンヌ映画祭特別賞
ベルリン映画祭:銀熊賞

「汚れなき悪戯」(マルセリーノ、パンと葡萄酒/Marcelino Pan y Vino:1955)は、アンデルセン賞を受賞したスペインの作家ホセ・マリア・サンチェス=シルバ(José María Sánchez-Silva y García-Morales:1911-2002)が1952年に発表したイタリアの民間伝承を児童文学の小説を元にしたスペイン映画です。小説は1989-1993年の小学館/てんとう虫ブックスで「汚れなき悪戯 -パンとぶどう酒のマルセリーノ」(江崎桂子:訳)で邦訳されています。
フランシスコ会の修道院の前に捨てられていた孤児、そして修道士たちに愛されながら育てられた悪戯好きのマルセリーノと周囲の人たちの心温まる交流、そしてちょっと切ない奇跡の物語はカトリックの映画という以上に、今の私たちが忘れかけている何かを教えてくれると思います。主演のパブリート・カルボの愛らしさはこの映画で本当に輝いています。
「汚れなき悪戯」(Marcelino Pan y Vino)は、秋の夜にじっくりと鑑賞したいスペイン映画の傑作です。
この寓話が支持され背景には、第二次世界大戦で崩れた宗教的価値観・倫理感の復活を望んだ大衆の支持があったと思います。それは無慈悲な近代戦の中では決して還り見られなかった精神心的支柱の復権でもあったと思います。キリストの奇跡までも望んだ当時の多くの大衆の精神の渇望を理解できるでしょうか。


「マルセリーノの歌 」 – Marcelino Pan y Vino


「マルセリーノの歌」(日本語版) La Cancion de Marcelino (in Japanese)
スペイン、バスクの作曲家パブロ・ソロサバル(Pablo Sorozabal:1897-1988)が書いた「マルセリーノの歌」

汚れなき悪戯:Wikipedia

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