Debbie Reynolds – Tammy

Tammy and the Bachelor 1957 Debbie Reynolds

Tammy 作詞作曲:J・リビングストン、R・エバンズ

I hear the cottonwoods whisperin’ above,
Tammy … Tammy … Tammy’s in love
The ole hooty-owl hooty-hoos to the dove,
Tammy … Tammy … Tammy’s in love

Does my lover feel
What I feel
When he comes near?
My heart beats so joyfully,
You’d think that he could hear

Wish I knew if he knew
What I’m dreamin’ of
Tammy … Tammy … Tammy’s in love

Whippoorwill, whippoorwill, you and I know
Tammy … Tammy … can’t let him go
The breeze from the bayou keeps murmuring low:
“Tammy … Tammy … you love him so”

When the night is warm,
Soft and warm,
I long for his charms
I’d sing like a violin
If I were in his arms

Wish I knew if he knew
What I’m dreaming of
Tammy … Tammy … Tammy’s in love

(意訳)

コットンウッドが上で囁いている
タミー…タミー…タミーは恋してる
フクロウのお爺さんが鳩にホウホウ
タミー…タミー…タミーは恋してる

私の恋人は感じるかしら
私が感じること
彼は何時近くに来るかしら?
私の心臓はとても嬉しくてドキドキ
あなたは彼が聞けると思うでしょ

彼に分かってほしいの
私が夢見ていること
タミー…タミー…タミーは恋してる

ホイッパーウィル、ホイッパーウィル、あなたと私は知っている
タミー…タミーは…彼を手放すことができないわ
バイユーからの風が低くざわめいているわ:
“タミー…タミー…君は彼に恋してるね”

暖かい夜には
柔らかで暖かい、
私は素敵な彼を待ち焦がれる
バイオリンのように歌いたいの
私が彼の腕の中にあったなら

彼に分かってほしいの
私が夢見ていることを
タミー…タミー…タミーは恋してる

秋の深まりとともに、肌寒い日が増してきます。そんなときはハート・ウォーミングなこんな歌を。デビー・レイノルズ(Debbie Reynolds:1932-2016)の「タミー」(Tammy)です。
1957年のユニバーサルのロマンチックコメディ映画「タミーとバチュラー」(Tammy and the Bachelor)の主題歌、劇中歌として作られ、アメリカでは映画以上の全米ヒット曲となりました。このヒットを受けて続編のテレビ映画シリーズも作られました。

デビー・レイノルズと言えば、彼女を一躍スターにしたMGM映画の代名詞のような「雨に唄えば」(Singing in the Rain:1952)でのキャシー役が一番有名ですが、その後も映画、テレビで活躍した大女優です。スタジオ・ジブリの「魔女の宅急便」(Kiki’s Delivery Service:1998)のディズニー英語版では、老婦人役の吹替えもやっていました。そういえばテレビ映画「ハロウィン・タウン」Ⅱ、Ⅲにも出演していました。スター・ウォーズのレイア姫を演じたキャリー・フィッシャー(Carrie Fisher:1956-)は、最初の夫で後にエリザベス・テイラーのもとに奔った、人気歌手エディ・フィッシャー(Eddie Fisher:1928-2010)との間に生まれた娘です。ゴシップはともかく、デビー・レイノルズはとても才能ある魅力的な女優なのですが、彼女がデビューしたすぐ後に、オードリー・ヘップバーンやジュリー・アンドリュースなどのスターが出てきたことは、映画スターとしては少し不運でした。アカデミー主演女優賞にノミネートされたのが一回というのも残念でした。

「タミー」の歌の解説を少し。この歌は映画では、バイユー(アメリカ南部の湿地帯)の田舎に住む純朴な娘タミーが、湿地帯に墜落した飛行機から助けた青年に恋する気持ちを歌ったものです。意訳のとおり、森のコットンウッド(ポプラの仲間の広葉樹)やフクロウのお爺さん、ホイッパーウィル(ホイッパーヨタカ:夜鷹の一種)、バイユーの風が「タミーは恋してる」と言うのは微笑ましい歌詞です。これは自分の恋心を自覚し始めた乙女が自分に向って語りかけている歌ですが、森や沼地の中で育った純真な娘が、森の木や動物たちを友達にして、自然や自分の心と語り合っている。その素朴な幸福感が、この歌を聴く人の気持ちを少し温かくし、そしてある意味では孤独な少女タミーの初恋の乙女心がちょっぴり切ない気持ちにしてくれます。それが美しく覚え易いメロディとともに、この歌の最大の魅力だと思います。
私たちがいつかどこかに置き忘れてきた大切なものたち、その何かを思い出させてくれる力がこの歌にはあると思います。

Tammy and the Bachelor. Hollywood Endings!

Debbie Reynolds – 「ドミニク」 Dominique

デビー・レイノルズ:Wikipedia
Tammy and the Bachelor:Wikipedia

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