コニー・フランシスが人気を博していた頃(やや少し後ですが)、1961年に登場したアイドルがナンシー・シナトラで、「レモンのキッス」(Like I Do)は彼女のセカンドシングル「To Know Him Is to Love Him」のB面に収録されました。曲想・曲調はどこかコニーフランシスのナンバーを思わせます。(簡単な歌詞なので訳しませんでした。)ナンシー・シナトラはこの歌を嫌っていたということですが、当時からススんでいた彼女にとっては、やや古めかしいナンバーに思えたのか、プライドの高さからボーイフレンドが二股を掛けている歌の内容がイヤだったのかもしれません。
当時は楽曲が国を超えると、輸入された自国の歌手がカバーすることが当たり前でしたので、日本では邦題を「レモンのキッス」として多くの歌手がカバーしました。同じようにイギリスではモーリン・エバンスがカバーし、彼女にとって最大のUKチャート3位の大ヒットとなりました。本国アメリカでの忘れられないこの曲のカバーがテレサ・ブリュワーのものです。多分に個人的な趣味ですが、彼女の少し濁りがあるような、コブシをかけたような歌声が何故かとても気に入っていました。
ところで、ファーストキッスはレモンの味というのは、どこからきた言葉でしょうか?フォークソング「lemon tree」の歌詞でも恋とレモンの木が結び付けられていましたが・・・。「花は甘い香り、果実は酸っぱい」ということで、多分に思春期の恋というものへの幻想を戒めた意味が込められているのかもしれませんね。その意味でならばLike I Doの邦題「レモンのキッス」も頷けますが。


ナンシー・シナトラ:Nancy Sinatra – レモンのキッス Like I Do 1961
作詞・作曲は「papa loves mambo」などのロシア生まれのソングライター、ディック・マニング(Dick Manning 1912–1991)


モーリン・エバンス:Maureen Evans – Like I Do  #3 in the UK charts in 1962


Teresa Brewer – She’ll Never Never Love You Like I Do

Like I Do(She’ll Never Love You Like I Do)

Da-da, da, dada, da, dara, da dara da dada da
She may kiss you like i do
She may hold you like do
But she’ll never…never, never
She will never ever love you like i do
She may whisper your her only
That with out you she is lonely.
But she’ll never…never, never
She will never ever love you like i do

She may buy you a ball
But she’ll never be at home
When you’ll call
Can’t you tell by her smile
She just want your heart
To play with for a while

She may kiss you like i do
She may hold you like do
But she’ll never…never, never
She will never ever love you like i do
Da-da, da, dara, da, dara, da dada da dada da
She may buy you a ball
But she’ll never be at home
When you call
Can’t you tell by her smile
She Just wants your heart
To play with for a while

She may kiss you like i do
She may hold you like i do
But she’ll never, never, never
She will never, never love you like i do
Da-da, da, dada, da, dara, da dara da dada da


ペリー・コモ:perry como – papa loves mambo 1954
「レモンのキッス」の作者ディック・マニングの作品。邦題「パパはマンボがお好き」です。


モーリン・エバンス:Maureen Evans – Stupid Cupid
モーリン・エバンスは60年代にイギリスで人気を博したウェールズのポップシンガーです。「Stupid Cupid」はHoward GreenfieldとNeil Sedakaが作ったコニー・フランシスナンバーのカバーです。


テレサ・ブリュワー:Teresa Brewer – Till I Waltz Again With You (1953)
テレサ・ブリュワー(Teresa Brewer:1931–2007)は1950年代に大変人気があった歌手です。「Till I Waltz Again With You」は日本では、江利チエミさん、雪村いずみさんがカバーした邦題「思い出のワルツ」で、テレサ・ブリュワーの代表曲のひとつです。

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