Neil Sedaka – One Way Ticket

Choo choo train
a-chuggin’ down the track
Gatta travel on,
never comin’ back woo ooo
Got a one way ticket to the blues
Bye bye love my baby’s leavin’ me
Now lonely teardrops
all that I can see woo ooo
Got a one way ticket to the blues
I’m gonna take a trip
to lonesome town
Gonna stay at heartbreak hotel
A fool such as I
there never was
I cried a tear so well
Choo choo train
a-chuggin’ down the track
Gotta travel on,

never comin’ back woo ooo
Got a one way ticket
to the blues
Woo ooo
got a one way ticket
to the blues

I’m gonna take a trip
to lonesome town
Gonna stay at heartbreak hotel
A fool such as I
there never was
I cried a tear so well

Choo choo train
a-chuggin’ down the track
Gotta travel on,
never comin’ back woo ooo
Got a one way ticket
to the blues
Woo ooo
got a one way ticket
to the blues

Woo ooo
got a one way ticket to the blues

シュシュポッポ汽車は
線路を下ってガタゴトガタゴト走るよ
旅行に出たのさ
もう戻ってはこないさ
悲しみへの片道切符をを手にしたんだ
さようなら恋人、僕の彼女は離れて行ったんだ
今は淋しく溢れる涙が
僕に見える全てさ
ブルースへの片道切符をを手にしたんだ
僕は旅するつもりさ
寂れた町に
ハートブレイクホテルに滞在するんだ
なんて僕は馬鹿なんだろう
そんなことはないんだ
涙を流して泣くのが治るなんて
シュシュポッポ汽車は
線路を下ってガタゴトガタゴト走るよ
旅行に出たのさ
・・・

と、意訳はここまで。
「恋の片道切符」(One Way Ticket)は本国アメリカではなく、平尾昌章さんなどの日本語歌詞でのカバーもあり、日本でのみ大ヒットした歌ですが、ニール・セダカが作った曲ではありません。
「恋の片道切符」の作詞作曲はハンク・ハンターとジャック・ケラー(Hank Hunter, Jack Keller)で、この二人は数多くのポップスを手掛けたコンビです。特にジャック・ケラー(Jack Keller:1936–2005)はニューヨークのティンパンアレーを皮切りに、ニューヨーク、ロサンゼルス、ナッシュビルと所を変えて活躍し、TVコメディ「奥さまは魔女」の主題歌も書いています。彼はニール·セダカ、エヴァリー·ブラザーズ、サリー·フィールド、トニー·オーランド、デビー·ブーン、コニー·フランシスなどの有名歌手たちをプロデュースした他、クリスタルゲイル、レイ·チャールズ、ダイアナ·ショア、BBキング、モンキーズなど多くのミュージシャンに楽曲を提供しました。

「恋の片道切符」はニール・セダカのシングル「おお!キャロル」のB面用に用意されたもので、歌詞はエルヴィス・プレスリーを始め、いろいろなヒット曲の題名を引用したもので、一種のカタログソングです。こうした手法は、パロディの一種であり、曲想とは異なった、元歌を推測する楽しみもあります。その反面で、失恋の歌なのに悲壮感が感じられない、あるいは反って楽しそうで、不思議なミス・マッチの感覚の魅力はありますが、オリジナルのヒット曲には不向きです。それがアメリカでのこの曲に対する評価だったと思います。しかし、引用されている元歌が余り知られていなかった日本では、純粋にこの曲の良さが認められたのではないでしょうか。それはもう見事にキャッチーな文句がずらりと揃っているのですから。また、評価が低かったアメリカでもまったく無視されたということはありません。1962年にポーター・ワゴナー(Porter Wagoner)が「One-Way Ticket to the Blues」というこれと同じ曲名のカントリーの名曲を書いたことは、決してこの曲が見過ごされてしまわなかった証でもあると思います。やはり「One-Way Ticket to the Blues」は名文句です。また後年になって、ディスコ・ミュージックとして ボニーM、Precious Wilson (ERUPTION) がカバーしたのは、再評価のきっかけにもなりました。でも、この曲を長く愛し続けた日本人の感性のほうが、ずっとこの曲の良さを知っていましたよね。
名曲を数多く生み出したニール・セダカですが、日本に来ると必ず歌ってくれました。


平尾昌章 恋の片道切符(1960年)
ニール・セダカの歌だけを聴いていたので、残念ながらこの日本語バージョンの記憶がありません。

さて、ここからはWikipediaでは分らない、この曲に歌い込まれたヒットナンバーの数々を聴いてみましょう。ジャンルは様々ですが、1950年代のアメリカンポップスの名曲たちです。ちなみに日本版Wikipediaに「A Fool Such As I」はプレスリ-という記載がありますが、オリジナルはハンク・スノウの1953年のカントリーソングです。まあ確かにプレスリ-のほうが1959年で全米2位の大ヒットでしたが。
以下の※記号は引用元を示しています。


Doris Day – Choochoo train (Ch-Ch-Foo) (1949)(1957)
ドリス・デイのこれは楽しいハネムーンソングです。

※Billy Grammer – Gotta Travel On (1958)
カントリー・ミュージシャン、ビリー・グラマーの全米4位ヒット曲。

※Everly Brothers – Bye Bye Love
エヴァリー・ブラザースの代表曲のひとつ。サイモンとガーファンクルのカバーも知られています。


Carter Family – Gospel Ship
「I’m Gonna Take A Trip On That Old Gospel Ship・・・」の歌い出しのトラディショナル・ソング。

※Ricky Nelson – Lonesome Town (1958)


Jackie Wilson – Lonely Tear Drops (1958)
アメリカのソウル/R&Bの歌手ジャッキー・ウィルソンのR&Bチャート1位のヒット曲。モータウン・サウンドの原形とされており有名な曲です。


Elvis Presley – Heartbreak Hotel (1956)
プレスリーのプレスリーらしい名曲中の名曲。


Hank Snow – A Fool Such As I (1953)
ハンク・スノウの全米カントリー・チャート3位の名曲。

※The Chordettes – I Cried A Tear (1959)

更にオマケです。


Debbie Woods – Dream On Little Fool (1962)
Your Report CardのB面で、作詞作曲はハンク・ハンターとジャック・ケラー(Hank Hunter, Jack Keller)のコンビが作った当時の曲です。

※Porter Wagoner – One-Way Ticket to the Blues (1962)

Once I thought your love I’d win but your old flame showed up in town again
Now I know your love I’d lose I’ve got a one way ticket to the blues
I’ve got a one way ticket to a world that’s full of tears
All my dreams and hopes are gone we built up through the years
Seems I can’t win I always lose I’ve got a one way ticket to the blues
[ fiddle ]
I’ve tried to find somebody new but in my heart there’s only room for you
You gave me something I can’t lose I’ve got a one way ticket to the blues
I’ve got a one way ticket…

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