コートニー・ハドウィンはイングランドのダラム(Durham)州にある ピーターリー(Peterlee)出身、現在13歳で両親と弟がいます。
父親によれば、彼女は人見知りでシャイな性格。でも昔懐かしいR&Bの名曲をレパートリーに採り上げるなどちょっと変わっていますね。しかしそれが却って今の音楽界に飽き足らない人たちに大きな刺激を与えているこかもしれません。

このページでは「アメリカズ・ゴット・タレント」の回を追って彼女の動向を順次お知らせしたいと思います。

ちなみにシーズン13の審査員は、ホーウィー・マンデル(Howie Mandel:タレント、司会者)、メルB(Mel B:元スパイズ・ガールの歌手)、ハイディ・クルム(Heidi Klum:モデル・TVパーソナリティー・デザイナーなど)、サイモン・コーウェル(Simon Cowell:ミュージック・プロデューサー)と司会者としてタイラ・バンクス(Tyra Banks:モデル・プロデューサー・女優など)です。観客や各審査員の反応なども注意して観ると一層楽しめる思います。

Courtney Hadwin: 13-Year-Old Golden Buzzer Winning Performance – America’s Got Talent 2018

NBCテレビのオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」からの話題です。
シャイ(どこが?という声もありますが、次々と落とされる参加者たちを見れば、誰でも緊張するビッグステージです。)で細身の13歳のCourtney Hadwinがパワフルなパフォーマンスで観客総立ちの喝采を受けてゴールデン・ブザーを獲得しました。すでにThe Voice Kids UK 2017で彼女を知っている人もいると思いますが、本場視聴者数が桁違いのアメリカでのこの反響は大きな飛躍といえるでしょう。
なんてこった(bloody hell for me)、歌っているときの君はまるでライオンのようだと評したのはサイモン・コーウェル、ハイディ・クルムはまるで少女のように目をパチクリしてました。しかし彼女のパフォーマンスに感銘を受けたのはホーウィー・マンデル(Howie Mandel)で、 「君はこの時代からではなく、まったく異なる時代から来ている」と驚きました。続いて彼は、モントレー・ポップ・フェスティバルでジャニス・ジョプリンを発見したクライヴ・デイヴィスの物語を語り、「私は偉大なジャニス・ジョプリンのファンです。 君がドキュメンタリーを見たことがあれば話があります。 クライヴ・デイヴィスは、モントレー・ポップ・フェスティバルに行き、誰も知らなかったこの少女を見て、誰も知らない彼女と契約したのです。私はクライヴ・デイヴィスではなく、私はホーウィー・マンデルです。私があなたのために唯一できることは、ヤングレディ…」といって彼女にライブラウンドへのパスであるゴールデン・ブザーを押しました。
「ジャニス・ジョプリンを彷彿させる」と評されていましたが、ジャニス・ジョプリンが唯一無二であるように、コートニー・ハドウィンも唯一無二の傑出したXファクターたる才能の持ち主です。確かに彼女の登場はアメリカのポピュラー音楽の新たな「時代:era」をもたらすかもしれません。何よりも多くの観衆が彼女のような個性を求めていたのですから。

この曲はオーティス・レディング(Otis Redding)の「Hard To Handle」、1968年の彼のアルバム「The Immortal Otis Redding Otis Redding」収録曲です。「Hard to Handle」取扱注意(取扱は難しい:始末に悪い)男という意味です。

Courtney Hadwin: Teen Powerhouse Sings “Papa’s Got A Brand New Bag” – America’s Got Talent 2018
ジェームス・ブラウンの「Papa’s Got A Brand New Bag」です。

今回はジェームス・ブラウンの『パパズ・ニュー・バッグ』。この歌は新しい鞄を手に入れたという意味ではなく、今パパは新しい流行りの(1960年代の言い回しで、18番、おはこ)お気に入り(ダンス、ステップ、踊り)を見つけて夢中なのさ…という歌です。歌詞に出てくる「ジャーク」「フライ」「モンキー」「マッシュポテト」「ジャンプ」「アリゲーター」はいずれも当時のダンススタイルのことで、それを知らない世代(当のアメリカ人でも)には意味が分からないと思います。そんな訳でファンキーでノリの良い人気曲ですが、始めて聞いた人たちはちょっと戸惑ったと思います。
「シャイ」な13歳と言われた彼女が、この曲で「パパはシャイじゃないし」と歌っているのはちょっとシャレを効かせているのかも?
このパフォーマンスの後、手を合わせて感謝を表すホーウィー・マンデルの側に寄って耳打ちするサイモン・コーウェル、ここで彼が何を言ったかは分かりませんが、察するに「スゴイもの見つけたな。」といった言葉を掛けたのではないでしょうか?

Courtney Hadwin: Shy Teen Shocks Audience With “Born To Be Wild” – America’s Got Talent 2018

今回はステッペンウルフ(Steppenwolf)の1967年の「ワイルドでいこう!(ボーン・トゥ・ビー・ワイルド)(Born to Be Wild)」です。「Born to Be Wild」は元々はMars Bonfireのロックバラードでしたが、ステッペンウルフがより過激でスピード感あるロックソングに仕立て直し、映画「イージーライダー」で使われたこともあって大ヒットしました。「Heavy metal thunder」の歌詞があることから、最初のヘビーメタルの歌とも言われています。「wild」の言葉は元々は「自然のまま・野生の」ということですが、アメリカでは俗語としての「バカをやる・常軌を逸することをする」の意味で使われ、この歌はその一番有名な例です。
次に書いたホーウィーの講評での言葉はナチュラルに育ったという意味であることは言うまでもないと思いますが。
コートニーを一番応援しているホーウィーは「座ってなんていられないよ。…君はワイルドに生まれてきて、これこそが “Born To Be Wild” だ素晴らしい。評判はさらに続いて、僕の予想では君が「アメリカズ・ゴット・タレント2018」で勝つ。」とまで言い応援を送りました。サイモンは「君がバックステージで木の葉のように震えているのを見たよ。でもステージに出てきたら君は戦士のようになるんだね。でもそれが好ましい理由でもあるんだ。次の回も楽しみにしているよおめでとう。」といった言葉を掛けました。
この後、セミファイナルを無事通過しましたが、発表の時はやはり涙を流して小鳥のように震えていました。

Courtney Hadwin: Sensational Singer Rocks “River Deep Mountain High” – America’s Got Talent 2018
ティナ・ターナーの1966年のヒット曲、「河より深く山より高く」あなたを愛するという歌。でもティナ・ターナーのナンバーの中でも、歌いこなすのは難しい曲です。コートニーにとっても相当な挑戦だったと思います。

Courtney Hadwin And The Struts Rock The Stage With A Janis Joplin Hit – America’s Got Talent 2018
“Could Have Been Me” and “Piece of My Heart”
来日公演でも人気を博した、今期待のグラムロックバンド「ザ・ストラッツ」との共演でジャニス・ジョップリンの曲を熱唱しました。
やはりコートニーはライブで魅力を発揮する歌手ですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2018年のアメリカのGot Talentの勝者が正式に決定されました。優勝者はマジシャンのシン・リムがとなりました。
トップ5に選出されたのは、Zurcaroh 、Shin Lim 、Samuel J. Comroe 、Brian King Joseph、Michael Kettererので、は既にそれを作っていて、残念なことにコートニーはトップ5に入らなかったことが明らかになりました。
トップ5の発表から優勝者決定までの異例ともいえる早さでした。この結果を受けて、多くの支持者から寄せられた不満と疑問・失望の声があがりました。なかには、どうしてこうなった、視聴者の人気投票はいったい何だったんだ?、アメリカはどうしてしまったの?の声も。これに対して、ホーウィーはこうコメントしました、「しかし、Courtneyのファンは絶望する必要はない。これはコートニーの始まりに過ぎないと確信していた。私ホーウィーはここで明らかにする同時に「彼女は自分のリーグにいる(チームの中にいる)」と付け加えた。 」と述べ引き続きコートニーを支援する意向を語りました。

また、サイモン・コーウェルは彼女の敗退はショックだったが、「アメリカン・アイドル」でのジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)、「Xファクター」でのワン・ダイレクション(One Direction)の敗退を例に挙げて、勝たなかったアーティストのその後の大活躍があることを語った。

とはいえ、コートニーが巻き起こしたアメリカ音楽業界の旋風の市場価値はもう無視できないものだと思います。未だ若い彼女の活躍を見守っていきましょうね!

Courtney Hadwinのツイッター・コメント

【 @CourtneyHadwin
Thank you so so much for voting for me yesterday night.If it wasn’t for use I wouldn’t be in the TOP 10 of @agt and that is just amazing!! thank you so so much for your continuous of support and watch out for new music soon 😉❤️ #agt 】

追記:シン・リムのラスベガスのショーにコートニーも参加することも決まりました。

↓ 2017年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

↓「ザ・ヴォイス・キッドUK2017」で彼女の魅力をおさらい ・・・・・

Courtney performs ‘Nutbush City Limits’: Blinds 1 | The Voice Kids UK 2017
ティナ・ターナー&アイクの名曲「ナット・ブッシュ・リミッツ」

Courtney performs ‘And I’m Telling You’: Live Final | The Voice Kids UK 2017
ミュージカル映画「ドリームガールズ」でジェニファー・ハドソンのカバーで人気が再燃した名曲。1982年の同ブロードウェイ・ミュージカルでの「ジェニファー・ホリデー」の熱唱はもう鳥肌モノで、音楽ファン必聴の伝説でした。

Courtney performs ‘I Got You (I Feel Good)’: Semi Final | The Voice Kids UK 2017
ジェームス・ブラウンの「アイ・ガット・ユー(アイ・フィールグッド)」

↓ 2016年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Courtney Hadwin – THE VOICE WITHIN (West Rugby Club 2016) (当時12歳)
クリスティーナ・アギレラの「The Voice Within」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です